アジアパラ競技大会で話題のボッチャとは?ルール・見どころ・日本代表の強さをわかりやすく解説

ボッチャ イベント

2026年は名古屋で第20回アジア競技大会・第5回アジアパラ競技大会が開催されます。

アジアパラ競技大会で注目を集めている競技のひとつが「ボッチャ(Boccia)」です。


テレビやニュースで見かけて、「どんなスポーツなの?」「どうやって点を取るの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

一見シンプルに見えますが、実は“ミリ単位の頭脳戦”ともいわれる奥深いスポーツなんです。


この記事では、ボッチャの基本ルールや見どころ、日本代表チームの強さの秘密まで、初心者にもわかりやすく解説します。

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ボッチャとは?どんな競技?

ボッチャは、脳性まひや重度の運動機能障がいがある選手のために考案された、精密さと戦略性を競う球技です。
車いすに乗ったままプレーでき、力よりも技術と頭脳が勝負のカギを握ります。

アジアパラ競技大会やパラリンピックでも人気が高く、日本代表は世界トップクラスの実力を誇ります。

ボッチャはパラリンピック・アジアパラ競技大会の正式種目です。

ボッチャの名前の由来と発祥は?

「ボッチャ(Boccia)」という名前は、イタリア語で“ボール”を意味する言葉に由来しています。
もともとはヨーロッパで古くから行われていた「ボールを投げ合う遊び」が原型です。

現在は世界70か国以上で親しまれている国際的なスポーツです。

日本にボッチャが入ってきたのは1996年で、1997年に日本ボッチャ協会が設立されました。

 

ボッチャの基本ルールをわかりやすく解説

ボッチャ、使うボールとコートの大きさ

ボッチャでは、赤・青それぞれ6球ずつのボールを使い、白い目標球「ジャックボール」にどれだけ近づけられるかを競います。


コートはバドミントンコートほどの広さで、ライン上からボールを投げます。

ボッチャの試合の進め方は?

1試合は4エンド(または6エンド)制。                        (個人はペアは4エンド、団体は6エンドです)


各エンドで赤と青の選手が交互にボールを投げ、                    ジャックボールに最も近いボールを多く置けた側が得点となります。
最終的な総得点で勝敗が決まります。

1エンドは

  • 先行チーム(赤)と後攻チーム(青)を決める(じゃんけんなど)
  • 先行がまずジャックボール(白ボール)を投げる
  • 次に先行チームが赤ボールを投げる
  • 次に後行チームが青ボールを投げる
  • 以降はジャックボールよりも遠いチームが自分のカラーボールを投げます
  • 両チームがボールをすべて投げ終わると1エンドが終了します。

得点の計算は

  • すべてのボールが投げ終わった時に一番近いボールがあるチームを決定します
  • 得点は、負けているチームの一番近いボールより、ジャックボールの近くにある自分のカラーボールの個数が得点です。
  • 1個なら1点。2個なら2点など。負けたチームはは0点です。

2エンド以降は、前回の先行チームが後攻になります。

これを4エンド又は6エンド繰り返して最終的な勝敗を決定します。

ボッチャの投げ方の工夫

選手は手で投げるだけでなく、足で蹴ったり、専用の「ランプ(滑り台のような補助器具)」を使って投げたりします。


障がいの程度に合わせた多様なプレースタイルがあり、誰もが参加できるスポーツとして注目されています。

ボッチャの魅力・見どころ

誰でも参加できる“インクルーシブスポーツ”

ボッチャは、障がいの有無に関係なく楽しめるスポーツです。
学校教育や地域のイベントでも導入が進み、子どもから高齢者まで一緒にプレーする姿も見られます。

静かな緊張感と頭脳戦

見た目は静かでも、コートの上では熱い駆け引きが展開されています。
相手のボールを弾いたり、道をふさいだりする“戦略”が勝敗を左右するため、将棋やカーリングに似た面白さがあります。

パラ競技大会での熱戦

パラ競技大会では、各国が激しく競い合います。
ほんの数センチの差で勝敗が決まることもあり、会場中が息をのむ瞬間が続きます。

ボッチャ日本代表はなぜ強い?注目選手も紹介

チームの特徴

日本代表チームは、戦略分析力の高さとデータ活用に強みがあります。
1球ごとの投球位置や角度を細かく分析し、緻密な戦略を立てることで世界上位の成績を維持しています。

中でも有名なのが、杉村英孝(すぎむらひでたか)選手
東京パラリンピックで金メダルを獲得した実力者で、アジアパラでも日本チームをけん引しています。
また、若手選手たちも台頭しており、日本のボッチャ界はさらに進化を続けています。

どこでボッチャを体験できる?

ボッチャは、全国各地のスポーツセンターや福祉施設、学校などで体験できます。
「体験ボッチャ」「パラスポーツ体験会」などのイベントが増えており、誰でも気軽にチャレンジ可能です。


また、ボールセットを購入すれば、家庭や公園でも楽しめます。

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まとめ:アジアパラ競技大会「ボッチャ」について

ボッチャは、力ではなく戦略と集中力で勝負する頭脳スポーツです。
アジアパラ競技大会をきっかけに、その魅力を知った方も多いでしょう。

見て楽しむのはもちろん、自分でプレーしてみると奥深さが一層わかります。
日本代表の今後の活躍にも注目しながら、あなたもボッチャの世界に触れてみませんか?

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