ピーク時には、日本で１２２頭が飼育されていた「ラッコ」 ２０２２年５月１０日に、鴨川シーワールドで飼育されていた 日本最高齢の「明日香」が亡くなり とうとう日本で飼育されている「ラッコ」は、３頭になってしまいました。
ラッコは絶滅危惧種にしていされていて、捕獲も輸入もできません。
３頭のラッコは高齢で繫殖もできません。
現在「ラッコ」がいる水族館は、
- マリンワールド海の中道
- 鳥羽水族館
の全国で２ヵ所だけです。
水族館でラッコが見られるのも今だけかもしれません。
まだ近くでラッコを見たことがない方はぜひ近くでかわいい仕草を見てみて下さいね。
＼ ラッコを見に行く前に読んでおくとより楽しめますよ ／
２０２４ ラッコがいる水族館はどこ？
２０２４年７月現在で、日本の水族館でラッコがいるのは、
福岡県のマリンワールド海の中道と三重県の鳥羽水族館の２か所だけです。
それぞれの水族館の場所と飼育されているラッコについて紹介します。
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福岡県 マリンワールド海の中道でオスの「リロ」に会える
マリンワールド海の中道は、福岡県福岡市東区にある九州の海をテーマにした水族館です。
２Fのラッコプールでオスのラッコ「リロ」に会えます。 「リロ」は、２０２４年現在１７歳。(３月３０日が誕生日）
人間の年齢だと７０歳から８０歳にあたるそうです。
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マリンワールド海の中道では、ラッコの餌はイカを与えているみたいで 貝を割る仕草はみられないかもしれませんが、両手でイカをもらって食べる姿も とってもかわいらしいです。
リロは、おもちゃの三角 コーン がお気に入りで、もって泳ぐ姿がとってもかわいいです。
マリンワールド海の中道では、 ラッコのお土産がとっても人気があるそうです。
三重県 鳥羽水族館では2頭のラッコ、メスの「キラ」と「メイ」に会える
三重県の鳥羽水族館では、日本で唯一２頭の「ラッコ」が飼育されています。
２頭ともメスで、「キラ」は４月２１日生まれで現在１６歳 「メイ」は５月９日生まれで現在２０歳です。
高齢なんですが、ルックスやしぐさがとってもかわいくて
鳥羽水族館を代表するアイドルアニマルだそうで
メイちゃん目当てに鳥羽水族館に訪れる人も多いそうです。
一方のキラちゃんも最近新技「キャッチ&ポイっ」を覚えて かわいくて、天才的だと話題になっています。
その器用さを活かして、飼育員さんが投げたおもちゃを上手にキャッチしてポィっするそうです。
最近のキラちゃんは、おもちゃをたくさん持ち運べるようになりました🐟🌟どんどん成長するキラちゃんに飼育係のお姉さんも嬉しそうです🥰#鳥羽水族館 #ラッコのキラちゃん pic.twitter.com/UUNkSDfLRQ
— 鳥羽水族館（TOBA AQUARIUM） (@TOBA_AQUARIUM) December 28, 2022
ラッコの寿命は飼育下では２０歳前後と言われているようです。
メイちゃんは２０歳になりましたがまだまだ長生きしてほしいです。
２０２４年には「鳥羽市ふるさと応援大使」にも任命されましたね
メイちゃん、キラちゃんに会いに行きたいな～
「ラッコ」ってどんな生き物？
「ラッコ」は、食肉目イタチ科ラッコ族に分類される哺乳類で、 北太平洋沿岸が主な生息地。 日本では北海道東部の霧多布岬沿岸で野生のラッコが目撃されています。
霧多布岬沿岸では、ラッコの赤ちゃんも見ることができるようです。
「ラッコ」は肉食で、貝類、甲殻類、ウニ類などを食べます。 体に脂肪が少ないので、体温を保つために １日に体重の３０%くらいもの食事を摂るそうです。
貝をお腹にのせた石に叩きつけて割って食べる姿が印象的ですが、 ラッコは手先が器用で海獣の中で唯一道具を使う生き物だそうです。
お気に入りのマイ石も持っているんだとか・・・かわいいですね。
＼ 読み聞かせにオススメ ／
ラッコのたんじょうびケーキ （ほるぷ水族館えほん） [ 公文健太郎 ]
２０００年ラッコは絶滅危惧種に指定されました。
ラッコは、ふわふわの毛皮も特徴ですが、 過去にはその断熱性の高い毛皮を求めて乱獲され、 数が激減した時期ががあったり、
ラッコの最大の生息地アラスカで、原油タンカーが座礁し、 ３０００頭以上のラッコが死んでしまった事もあり
国際自然保護連合は、近い将来、野生での絶滅の危険性が極めて高いとして ラッコを２０００年に絶滅危惧種に指定しました。 これによりラッコの捕獲は禁止となり、輸入することもできなくなりました。
現在日本にいるラッコは高齢で繁殖も難しいようなので
近い将来日本の水族館でラッコがみられなくなってしまうかもしれません。
絵本やテレビ・ネットや ぬいぐるみ などで「ラッコ」がどんな生き物か知っている人は 多いと思いますが、水族館などで実物の「ラッコ」を見た事がある人は、 少なくなっているようです。
ラッコがまだ日本の水族館で真近でみられるうちに 本物のラッコをみたことがない人はかわいいラッコに会いに行ってみてくださいね。
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ラッコがいる水族館はどこ？ まとめ
２０２４年現在ラッコがいる水族館について紹介しました。
- 福岡県のマリンワールド海の中道 (リロ １７歳）
- 三重県の鳥羽水族館 (キラ １６歳、メイ ２０歳）
の２か所でラッコを見ることができます。
３頭いるラッコは高齢で水族館で見られる姿もあと数年かもしれません。
ぜひ真近でかわいいラッコを見てみて下さいね。
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